キレイラインKIDSとは?料金やメリット・デメリット、子供の歯並び矯正体験談を紹介

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。 https://www.med.oita-u.ac.jp/ https://www.oita-u.ac.jp/
 

キレイラインKIDS(キレイラインキッズ)とは、子供の歯並びに着目した新しい矯正治療です。

この記事では、キレイラインKIDSの特徴や治療費用について解説します

お子様の歯並びが気になる方は、ぜひご覧ください!

1. キレイラインKIDSとは?

「キレイラインKIDS」とは、子供の歯並びに着目した矯正治療です

具体的な治療方法の特徴についてまとめました。

(1)子供の歯並び悪化の原因「悪習癖」に着目

キレイラインKIDSは、歯並びが悪くなってしまう以下のような悪習癖を改善して、歯並びを自然できれいな状態に導きます。

  • 口呼吸:口を開けっ放しにして呼吸する状態となり、顎や口周りの筋力低下、顎の骨の成長不足などで歯並びが悪化しやすくなる

  • 舌癖:会話や食事中、舌で前歯を押すクセがつくと出っ歯になりやすくなる

  • 指しゃぶり:指を吸う力によって、上顎の歯列が狭くなったり上下の歯の噛み合わせがずれたりする

  • 頬杖:下顎への負担が大きく、下顎のゆがみによる歯並びの悪化につながる

  • うつ伏せ寝:下顎への負担が大きく、下顎のゆがみによる歯並びの悪化につながる

これらの悪習癖は、歯並びだけでなく顎の発達や顔の形成にも影響を与えるリスクがあります。

キレイラインKIDSは、矯正装置を用いて歯並びを整えながら、これらの悪習癖の改善もおこなうのです。

(2)マウスピース型の矯正装置を使用

キレイラインKIDSは、ワイヤーやブラケットではなくマウスピース型の矯正装置を使用します。

キレイラインKIDSで使用する透明なマウスピース型の矯正装置は、従来の矯正治療よりも痛みが少なく、食事も自由に楽しめます。

また、取り外しが可能なため、口腔ケアもしっかりと実施できる点も特徴的です。

(3)マウスピース矯正「キレイライン」との違い

キレイラインKIDSは、マウスピース矯正「キレイライン」の小児向けサービスとして展開されています。

大人向けであるキレイラインとの大きな違いは、対象年齢にあります。

キレイラインKIDSの対象年齢は、初診時に3〜12歳の子供が対象です。

一方、キレイラインは永久歯が生え揃うであろう男性16歳以上・女性14歳以上を対象としています

hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

2. キレイラインKIDSのメリット・デメリット

お子様の歯並びを良くしたいと思っても、矯正治療には費用や期間、お子様の負担など、気になることがたくさんあります。

ここでは、キレイラインKIDSのメリットとデメリットをまとめました。

(1)キレイラインKIDSのメリット

キレイラインKIDSのメリットとして、以下の点が挙げられます。

①料金が安い

キレイラインKIDSは、治療費用が「15万円(税別)」と、一般的に想像される矯正治療と比べて安いという特徴があります

治療方法

費用(目安)

キレイラインKIDS

15万円

マウスピース矯正(6〜12歳)

20~30万円

※上記以外に、初回検診料や来院ごとの再診料などが発生する場合があります。

子供の矯正費用の相場は?種類別・ステップ別に解説し、よくある疑問まで 子供の矯正費用の相場は?種類別やステップ別に解説|よくある疑問も

②痛みが少ない

歯科矯正は、基本的に矯正装置によって歯に力を加えて歯並びを改善しますが、ここで生じるのが「痛み」です。

キレイラインKIDSで使用するマウスピースには、悪習癖を改善して口周りの筋肉の発達を支援するという目的があります。

そのため、大人が使用するマウスピース型矯正装置と少し形が異なるのです。

こうした用途と形状の違いから、キレイラインKIDSは比較的痛みが生じにくいとされています

※痛みの感じ方には個人差があります

③自宅でできる

従来のワイヤー矯正では、月に一度など定期的な通院が必要です。

しかしキレイラインKIDSは、通院の頻度を抑えつつ自宅での歯科矯正を進められます

④装着時間が短い

一般的に、マウスピース矯正で使用する矯正装置は1日20時間以上の装着が必要です。

これより装着時間が短くなると、歯を十分に動かすことができず治療が長引いてしまいます。

それに対して、キレイラインKIDSの装着時間は日中3時間以上+就寝時(約8時間)

従来の治療方法の約半分で治療できるため、子供の負担も大きく減らせます。

hanaraviは矯正経験豊富な医師が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

(2)デメリット

一方、キレイラインKIDSにもいくつかのデメリットがあります。

①マウスピースに慣れるのに時間が必要

キレイラインKIDSで使用するマウスピースは、痛みが少なく装着時間も大人と比べて短く済みます。

しかし、口の中に異物を入れることは変わらないため、治療を開始してしばらくはその違和感に慣れる必要があります

②治療には根気が必要

キレイラインKIDSの治療では、起きているときと寝ているときをあわせて、1日11時間以上はマウスピースを装着しないといけません。

また、治療が完了するまでに約1年間の期間が必要とされており、子供の歯並び次第では治療期間が長引くことも。

最後まで治療をやり切るには、お子様の根気が必要だといえます。

③年齢制限や対応していない症例がある

キレイラインKIDSの治療の対象となるのは、3~12歳かつ初診時年齢に3歳~11歳の子供です。

加えて、3~5歳の子供は反対咬合(下の前歯が上の前歯よりも前に出ている噛み合わせの状態)のみ適応しています。

また、顎関節に症状がある子供は適応外です。

実際にキレイラインKIDSの治療を検討している方は、上記の条件に当てはまるか(あるいは当てはまらないのか)を事前に確認しましょう。

hanaravi(ハナラビ)」では随時無料相談を受け付けております

歯科矯正治療について気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

3. キレイラインKIDSの料金

キレイラインKIDSの料金は「15万円(税別)」と非常にシンプルです

これ以外に、キレイラインKIDSでの治療を受ける場合に知っておきたい料金設定や支払い方法についてご紹介します。

(1)初回検診料、再診料が発生する

キレイラインKIDSでは、15万円(税別)の費用以外に初回検診料3,000円がかかります。

また、来院1回につき3,000円の再診料も発生します。初回検診料・再診料は提携しているクリニックによって異なります。

(2)マウスピースの紛失・破損も1回まで無償交換

マウスピース矯正は矯正装置を脱着できるのがメリットですが、保管方法を誤ってしまうと紛失・破損するリスクがあります。

キレイラインKIDSは、そうしたトラブルに対して1回にかぎりマウスピースを無償交換してくれます

具体的な無償交換の条件は以下の通りです。

  • 破損・紛失してしまった

  • 大きさが合わなくなった

  • 無償交換せずに契約から1年経過している

(3)月々3,125円〜の分割払いにも対応

キレイラインKIDSは現金払いのほか、現金による分割払い、クレジットカード払い、デンタルローンなどさまざまな支払い方法に対応しています。

そのうち、デンタルローンを使用すると月々3,125円(税別)の分割払いが可能です(分割手数料0円の48回払いの場合)。

提携クリニックによって対応している支払い方法は異なります。

初期費用を抑えつつ矯正治療を始めたいという方は、クリニックに問い合わせてみましょう。

hanaraviは月々3,600円で矯正可能
hanaraviでは、症例にもよりますが、月々3,600円という低コストから矯正治療が可能です。 また、矯正開始前に治療にかかる総額を提示し、追加の費用は頂きません。

4. キレイラインKIDSの治療の流れ

キレイラインKIDSの治療は、大きく分けて以下の3つのステップで進みます。

(1) 初回検診・カウンセリング・契約

問診票に記入後、口腔内の診察や、歯型の採取(口腔内スキャン)をおこないます。

カウンセリングでは、保護者とお子様に対する聞き取りを実施します。

お子様の歯並びや、治療内容に関する相談も可能です。

その後、治療内容や費用、支払い方法を相談したのち、同意書を記入します。

(2) マウスピース作成

治療計画に同意後、マウスピースを歯型データをもとに歯科技工士がマウスピースを作成します。

マウスピースの作成には約2週間かかります。

(3) 精密検査とマウスピースのお渡し

マウスピースを渡すにあたり、現在の歯並びや顔、身長・体重などを測定します。

検査終了後、マウスピースの保管方法や注意事項を説明し、マウスピースをお渡しします。

(5) 定期的な検診

キレイラインKIDSでは、4〜6週間後に再度来院し、来院時点での口腔内の状態をチェックします。

ここで大きな問題が見つからなければ、その後は3〜4カ月に1回のペースで来院してチェックと指導を受けます。

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hanaraviでは、LINEを使った相談・サポート体制を整えています。
初診による対面診断のあとは、最低限の通院で矯正を行っていただけます。

5. キレイラインKIDS体験談

キレイラインKIDS体験談では、実際に治療を受けた体験談をご紹介します。

(1)9歳の男の子の事例

受け口(下の前歯が、上の前歯よりも前方に位置する状態のこと)を治したいという9歳の男は、キレイラインKIDSでの治療を開始。

治療をはじめて約1カ月の段階で、受け口の改善が見られたといいます。

就寝時・日中としっかりマウスピースを装着することで、スピーディな改善につながりました。

(2)8歳の男の子の事例

下の歯がガタガタで受け口が気になるということで、キレイラインKIDSの治療を開始した8歳の男の子の事例です。

このケースでは、診断により受け口と下顎の叢生が見られました。

マウスピースによる治療を開始して1カ月半で、下顎の前歯の歯並びが改善され、それにより上顎の前歯もしっかり生えてきたそうです。

こちらも、装着時間を守ることで早い段階での改善が見られた事例ですね。

(3)7歳の女の子の事例

今回の症例では、上顎の前歯が一部生えてこないという状態でした。

診断の結果、歯が生えてくるスペースがない叢生(そうせい。歯の大きさと顎の大きさがアンバランスで、歯が部分的に重なっている状態)だと判明。

キレイラインKIDSでの治療を約9カ月半続けたことにより、歯並びが改善されて生えてこなかった歯が生えてきたそうです。

それ以外にも、上下顎の形にも改善が見られました。

hanaraviは矯正経験豊富な医師が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

6. hanaraviのマウスピース矯正治療の実例紹介!

hanaraviでも、さまざまな症例に対してマウスピース矯正を行っています。

ここでは、実際の治療例をご紹介します。

※治療の効果や期間には個人差があります。

(1)すきっ歯の治療症例(約6か月)

すきっ歯の症例

症状 正中離開(すきっ歯)
費用 ¥300,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約6ヶ月
年齢 31歳
性別 男性
治療内容 11番、21番が正中から離れている為、そこを優先的にマウスピースで動かしてで埋める。
それに伴い上下顎の軽度のガタツキを治療。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 この場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。歯を動か
すことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考えられます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行います。矯正治療中
に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがございます。矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考えられます。多くの場合
は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

約2週間ごとのマウスピース交換を経て6か月ほどで治療を終えたケースです。

交換頻度が適切であれば、治療を最短で終えることができます。

(2)出っ歯の治療症例(約8ヶ月)

出っ歯の症例

症状 上顎前突(出っ歯)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約8ヶ月
年齢 21歳
性別 女性
治療内容 11番、21番の前突をマウスピースにて舌側傾斜させて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ
の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。
歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え
られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い
ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ
います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考
えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

こちらのケースも約2週間ごとのマウスピース交換で1年以内に治療を終えています。

(3)歯のガタツキの治療症例(約1年)

ガタツキのある歯の症例

症状 叢生(前歯のガタツキ)
費用 ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み)
期間 約1年
年齢 28歳
性別 女性
治療内容 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。
リスク 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ
の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。
歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え
られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い
ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ
います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考
えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。

こちらのケースは前歯のガタツキが大きかったため1年ほどかかりましたが、最適な交換頻度を保ち、患者様の理想に近い歯並びが実現できました。

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7. マウスピース矯正ならhanaravi(ハナラビ)

マウスピースを持った女性の写真。マウスピース矯正ハナラビは矯正を失敗したくないあなたのためのサービスです。

キレイラインKIDSは、3歳~12歳のお子様を対象とした、マウスピース型の矯正装置を用いた新しい歯列矯正治療です。

お子様の歯並びが気になる……という人は、キレイラインKIDSの治療を検討してみるといいでしょう。

また、14歳など早い段階で歯科矯正を受けたいという場合は、ぜひhanaravi(ハナラビ)にご相談ください。

hanaraviは、キレイライン矯正と同じ日本発のマウスピース矯正ブランドです。

hanaraviの強みは、通院の負担を最小限に抑えた上で質の高い治療を受けられること。

マウスピース矯正を検討中の方は、ぜひ一度hanaraviの無料相談にお越しください。

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  • 「定額制」で余計な費用負担ナシ
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