「インビザライン矯正中にホワイトニングってできるの?何か問題が起きないか心配…」
そんな人のために、インビザライン矯正中のホワイトニングの可否やメリット・デメリット、最適な方法、よくある疑問などをご紹介。
この記事を読んで、理想の口元を手に入れましょう!
目次
1. インビザライン矯正中のホワイトニングは可能?方法や費用は?
結論から言うと、インビザライン矯正中のホワイトニングは可能です。
インビザラインは取り外し可能なマウスピース型の矯正装置なので、ホワイトニングを行う際の妨げにはなりません。
むしろ新たにホワイトニング用のマウスピースを作る必要がなく、一石二鳥です。
以下でインビザライン矯正中のホワイトニング方法と費用についてご紹介します。
(1)オフィスホワイトニングの特徴・費用
オフィスホワイトニングとは、歯科医院に行って行うホワイトニングです。
高濃度のホワイトニング剤を使用するため、ホームホワイトニングに比べて即効性があるのが大きな特徴です。
施術時間も1時間程度と短く、すぐに効果を実感したい方におすすめです。
また、歯科医師または歯科衛生士が施術を行うため、安全面も高い方法といえます。
施術中は、歯茎を保護し、高濃度のホワイトニング剤を歯に塗布します。
その後、特殊な光を照射することで、歯の色素を分解し、歯を白くしていきます(照射しなくて良い薬剤もあります)。
施術回数は、歯の状態や希望する白さによって異なりますが、通常1~3回程度で希望の白さを得られます。
費用相場は、20,000~50,000円です。
費用は、使用する薬剤や施術回数、歯科医院によって異なるため、事前に確認することが大切です。
項目 |
内容 |
---|---|
方法 |
歯科医院で行うので患者は座っているだけでOK |
薬剤 |
高濃度 |
施術時間 |
1回約1時間 |
施術回数 |
1~3回 |
効果 |
即効性あり |
費用相場 |
20,000~50,000円 |
メリット |
短期間で効果が実感できる、安全 |
デメリット |
費用が高め、知覚過敏が出やすい場合もある |
(2)ホームホワイトニングの特徴・費用
ホームホワイトニングは、自宅で好きなタイミングで行えるホワイトニング方法です。
通常は最初に歯科医院で歯型を取り、患者さん一人ひとりに合ったカスタムメイドのマウスピースを作製します。
しかし、インビザライン矯正中の場合は矯正用マウスピースで代用できます。
このマウスピースにホワイトニング剤を注入し、毎日一定時間装着することで、歯を白くしていきます。
ホームホワイトニングのメリットは、自分のライフスタイルに合わせて好きな時間に行えることです。
仕事や家事で忙しい方でも、空いた時間を有効活用してホワイトニングできます。
また、通院の必要がないため、交通費や時間の節約にもなります。
さらに、低濃度の薬剤を使用するため、オフィスホワイトニングに比べて歯への刺激が少なく、知覚過敏になりにくいというメリットもあります。
じっくりと時間をかけて歯を白くしていくため、白さが長持ちする傾向がある点も魅力です。
費用は、以下のように設定されていることが多いです。
項目 |
費用 |
---|---|
ホームキット(両顎) |
約33,000円(上下マウスピース、ホワイトニング剤3本) |
ホームキット(片顎) |
約16,500円(マウスピース片顎、ホワイトニング剤1本) |
追加ホワイトニング剤(1本) |
約4,400円 |
費用は歯科医院によって異なる場合があるので、事前に確認することをおすすめします。
(3)デュアルホワイトニングの特徴・費用
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類を併用する方法です。
それぞれの長所を組み合わせることで、短期間で歯を白くし、その白さを長持ちさせることが可能です。
オフィスホワイトニングは歯科医院で行うため、高濃度の薬剤を使用でき、短期間で高い効果が期待できます。
一方、ホームホワイトニングは自宅で好きな時間に行えるため、自分のペースでじっくりと白さを追求できます。
デュアルホワイトニングでは、まずオフィスホワイトニングで歯の表面を白くし、その後ホームホワイトニングでその白さを定着・強化していきます。
これにより、白くなるスピードが早く、かつ持続期間も長いというメリットが得られます。
費用は、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを別々に受けるよりもお得な場合が多いです。
具体的な金額は歯科医院によって異なりますが、5万円~7万円程度が相場と言えるでしょう。
費用はあくまで目安であり、使用する薬剤や施術回数によって変動します。
また、歯の状態によってはデュアルホワイトニングが適さない場合もありますので、事前に歯科医師に相談することをおすすめします。
(4)セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、サロンやショッピングモールのブースなどで施術を受けられるホワイトニング方法です。
施術は自分で行いますが、使用される薬剤は歯磨き粉にも配合されているポリリン酸ナトリウムなど安全なものが使用されます。
タバコのヤニなどの頑固な着色汚れの除去や、ホワイトニング後のケアとしてもおすすめです。
セルフホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れを浮かせて落とす作用があるため、歯そのものを白く漂白する効果は期待できません。
歯の表面の汚れを落とす効果は期待できるものの、漂白効果がないため、歯の黄ばみが強い方は他のホワイトニング方法を検討しましょう。
セルフホワイトニングの基本的な流れは以下の通りです。
- 歯の表面を掃除する
- 目や歯茎を保護する
- 専用の薬剤を歯に塗布する
- 光を当てる
- 3.と4.を数回繰り返す
- 納得いく歯の白さになるまで、上記の工程を繰り返す
費用目安は1回あたり2,000円~5,000円程度です。
(5)それぞれのメリット・デメリット、費用相場比較表
オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、セルフホワイトニングには、それぞれメリット・デメリットがあり、費用相場も異なります。
どのホワイトニング方法を選択するかは、ご自身のライフスタイルや希望する白さ、予算などを考慮して決定しましょう。
方法 |
メリット |
デメリット |
費用相場 |
---|---|---|---|
オフィスホワイトニング |
短期間で効果を実感 |
比較的高額 |
20,000~70,000円 |
ホームホワイトニング |
白さの持続性が高い |
効果が出るまでに時間がかかる |
30,000~50,000円 |
デュアルホワイトニング |
短期間で効果を実感 |
高額 |
50,000~70,000円 |
セルフホワイトニング |
安価 |
効果が限定的 |
数千円 |
2. インビザライン矯正治療中にホワイトニングを行う上での注意点
インビザライン矯正治療中にホワイトニングを行う上での注意点をご紹介します。
(1)歯並びが悪い状態だと色ムラが生じることもある
歯並びが悪い状態でホワイトニングをすると、重なっている部分などに薬剤が浸透しづらく、色ムラが生じることがあります。
(2)アタッチメントがついている部分はホワイトニングできない
例えば、歯の表面にアタッチメントと呼ばれる突起物が付いている場合、その部分はホワイトニング剤が浸透しにくいため、色ムラが生じる可能性があります。
(3)一時的に知覚過敏になることもある
歯が移動している最中は、歯や周辺組織が敏感になっているため、知覚過敏のリスクが高まります。
ただし、ホワイトニングによる知覚過敏は一時的なものなので安心してください。
これらの注意点に留意し、歯科医師と相談しながら適切なホワイトニング方法を選択することで、矯正治療中でも美しい白い歯を手に入れることが可能です。
3. インビザライン矯正中にホワイトニングを行うメリット・デメリット
インビザライン矯正中にホワイトニングを行うメリットとデメリットをご紹介します。
(1)インビザライン矯正中にホワイトニングを行うメリット
インビザライン矯正中にホワイトニングを行うメリットとして、主に以下の3つの点が挙げられます。
矯正中の見た目の改善
インビザラインは透明なマウスピース型装置であるため、矯正中の見た目が比較的良好です。
ホワイトニングと並行することで、矯正中から理想の歯に近づいていることを実感しやすくなります。
費用が安く抑えられる
マウスピース矯正中は、矯正用マウスピースを使ってホワイトニングを行えるので、ホワイトニング専用のマウスピースを購入する必要がありません。
そのため、費用を安く抑えることができます。
時間の短縮
通常、矯正後にホワイトニングを行う場合、矯正治療期間に加えてホワイトニング期間が必要となります。
しかし、矯正中にホワイトニングを行うことで、全体の治療期間を短縮することができます。
(2)インビザライン矯正中にホワイトニングを行うデメリット
インビザライン矯正中にホワイトニングを行うデメリットとしては、矯正費用と同時にホワイトニング費用がかかることがあげられます。
ホワイトニングの種類によっては1回につき数万円ほどかかることがあり、「矯正費用と同時に支払うのはきつい」という人もいるでしょう。
そんな人は、hanaraviのマウスピース矯正も検討してみてください。
hanaraviのマウスピース矯正なら、月々3,600円(税別)から治療を受けられる上に、ホワイトニング剤が1本無料でもらえます。
治療を担当するのはインビザラインやワイヤー矯正の経験も豊富な質の高い歯科医師のみ。
また、シミュレーション通りに歯が動かなかった場合は無料で追加の治療を受けられるので、安心して矯正をすすめていただけます。
4. インビザライン矯正中のホワイトニングQ&A
インビザライン矯正中のホワイトニングに関するよくある疑問にお答えします。
(1)矯正中、ホワイトニングはいつから始められる?
矯正中にホワイトニングを行いたい場合は、歯の大きな移動が終了した段階で、担当医と相談の上、慎重に進めるようにしましょう。
場合によっては、治療が終了した後が最適なケースもあります。
(2)矯正後すぐにホワイトニングは可能?
矯正治療後、すぐにホワイトニングを行うことは可能です。
しかし、矯正治療によって歯の位置が移動した直後は、歯の周りの組織が敏感になっている可能性があります。
そのため、ホワイトニング剤を使用すると、知覚過敏などの症状が出やすくなってしまう場合があります。
また、矯正装置を外した直後は、歯の表面に接着剤の残留物や汚れが付着していることがあり、ホワイトニング効果が均一に得られない可能性があります。
これらの理由から、矯正治療後、すぐにホワイトニングを行う場合は、担当の歯科医師と相談し、歯の状態を確認してから行うことをおすすめします。
(3)色ムラができた場合の対処法は?
インビザライン矯正中にホワイトニングを行った結果、歯に色ムラができてしまう場合があります。
これは、アタッチメントや歯の重なりによって、ホワイトニング剤が均一に塗布されないことが原因です。
色ムラができてしまった場合の対処法としては、再度ホワイトニングをすることがおすすめです。
回数を重ねるごとに色ムラがなじんで目立たなくなります。
ただし、歯への負担を考慮し、歯科医師と相談の上で実施するようにしましょう。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。
5. インビザライン矯正とホワイトニングを成功させるためのポイント
イブダライン矯正とホワイトニングを成功させるためのポイントについて解説します。
(1)信頼できる歯科医院選びの重要性
インビザライン矯正とホワイトニングを成功させるためには、信頼できる歯科医院を選ぶことが非常に重要です。
歯科医院によって、技術力や費用、治療方針などが異なるため、ご自身の希望に合った歯科医院を見つけることが大切です。
信頼できる歯科医院選びのポイントとして、以下の点を考慮しましょう。
信頼できる歯科医院の選び方がわからないという人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
後悔しない矯正歯科の選び方を医師が解説!絶対に押さえておきたい6つのポイント
(2)定期的な検診とクリーニング
美しい歯を保つためには、定期的な検診とクリーニングが欠かせません。
なぜなら、毎日のブラッシングだけでは落としきれない汚れが蓄積し、虫歯や歯周病のリスクを高めるだけでなく、歯の黄ばみの原因にもなるからです。
歯科医院で行うクリーニングは、普段の歯磨きでは除去できない歯石や歯垢、着色汚れなどを専門の器具を使って徹底的に除去します。
これにより、虫歯や歯周病の予防効果を高めるだけでなく、歯本来の白さを取り戻す効果も期待できます。
ホワイトニングを考えている方も、まずはクリーニングを受けてみましょう。
クリーニングで落とせる汚れも多いので、クリーニング後、改めてホワイトニングの必要性を判断することができます。
(3)最適なホワイトニング方法を選ぶ
ホワイトニングの種類は主に「オフィスホワイトニング」「ホームホワイトニング」「デュアルホワイトニング」「セルフホワイトニング」の4種類があり、それぞれに特徴があります。
どのホワイトニング方法が自分に合っているのか、メリット・デメリットを理解して選択することが重要です。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ライフスタイルや費用なども考慮しながら、ご自身に最適なホワイトニング方法を選びましょう。
ホワイトニング方法ごとの特徴や費用について知りたい人はこちらの章をご覧ください。
6. ホワイトニングと同時進行するならhanaravi(ハナラビ)もおすすめ
矯正中のホワイトニングについて解説しました。
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