インビザラインは、マウスピース矯正のブランドのなかでも特に長い歴史を持ち、世界的にも有名です。
そんなインビザラインと、マウスピース矯正ブランドのhanaravi(ハナラビ)にはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれのブランドの特徴や違い、おすすめの人をまとめて解説します!
目次
1. hanaraviとインビザラインの特徴を解説
hanaraviとインビザラインは、どちらも透明なマウスピースを使った矯正方法を取り扱っているブランドです。
hanaraviは、手軽さと低価格帯から人気を集めています。
一方、インビザラインは世界シェアNo.1の実績があり、信頼性の高さが特徴です。
それぞれの概要を以下で詳しく見ていきましょう。
(1)hanaravi:手軽さで人気のマウスピース矯正
hanaraviは日本で開発されたマウスピース矯正サービスです。
「みんなが、歯科矯正を受けられる世界を」というコンセプトを掲げ、東京・大阪・京都に提携クリニックがあります。
創業者が医師であることから、質の高いサービス提供にこだわっています。
手軽さで人気を集めているhanaraviの特徴について、詳しく見ていきましょう。
①軽度〜中度の歯列不正に幅広く対応
hanaraviで対応可能な歯列不正の例として、軽度〜中度の以下の症例が挙げられます。
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ガタガタした歯並びや八重歯(叢生)
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出っ歯(上顎前突)
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すきっ歯(空隙歯列弓)
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前歯が閉じない(開咬)
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中心がずれている
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受け口
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噛み合わせが深い(過蓋咬合)
症例は前歯など一部の歯並びを改善する「部分矯正」と、歯並び全体を改善して噛み合わせなどをよくする「全体矯正」の両方に対応可能です。
②3つの料金プランでさまざまな支払い方法に対応
hanaraviでは、患者さんの歯並びの状態や予算に合わせて選べる、3つのプランが用意されています。
Basic、Medum、Proの各種プランで対応している歯列不正と、総額費用は以下の通りです。
プラン名 |
矯正範囲 |
総額費用(税別) |
月額費用(税別) |
---|---|---|---|
Basic |
軽度の歯並び |
30万円 |
3,600円 |
Medium |
軽度~中程度の歯並び |
45万円 |
4,500円 |
Pro |
中度以上の歯並び |
60万円 |
6,300円 |
歯科矯正の費用は、通院のたびに費用を支払う「都度払い制」と総額費用を先に支払う「一括払い」のどちらかで支払います。
このうち、hanaraviの支払い方法は後者であるため、最初に料金を支払った後に追加費用が発生することはありません。
※マウスピースの破損・紛失などによる再作成など、一部費用がかかるケースもあります。
また、総額費用を支払う方法として、月々3,600円(税別)から利用可能なローンも用意しています。
③通品頻度を抑えつつLINEで手厚くサポート
hanaraviは、初診を含めて治療が完了するまでの通院回数は平均1.3回と非常に少なく抑えられています。
一般的な矯正方法として知られるワイヤー矯正は、1ヵ月に1回は通院です。
そのため、hanaraviは仕事や学業で忙しい方でも、無理なく治療を続けることができます。
また、hanaraviでは、LINEによる手厚いサポート体制を整えています。
治療に関する疑問や不安を、LINEで気軽に相談可能です。
専門スタッフが24時間365日対応し、患者様の疑問や不安にお答えしています。
もちろん、必要に応じて通院して治療について相談することも可能です。
無料相談も受付中なので、気になる人はぜひお気軽にお問い合わせください!
(2)インビザライン:世界シェアNo.1の信頼感
インビザラインは、日本・世界でもっとも治療実績の多いマウスピース矯正ブランドです。その特徴は次の3種類が挙げられます。
①100ヵ国以上、1,000万人以上の治療実績
インビザラインはこれまでに100カ国以上で提供され、1,100万人以上もの治療実績があります。
この実績は、インビザラインの信頼性と効果を示す重要な指標と言えるでしょう。
豊富な症例データに基づいて開発された治療計画は、患者一人ひとりの歯並びに合わせた精密な矯正を実現します。
また、インビザラインは国内の多くの矯正歯科で採用されているブランドでもある点も特徴です。
②合計5種類の治療プランを用意
インビザラインにはさまざまなプランがあり、治療範囲や費用が異なります。
矯正歯科によってインビザラインの料金は微妙に異なるため、診断を受けるときに確認するようにしましょう。
プラン |
費用相場 |
治療範囲 |
---|---|---|
インビザライン・コンプリヘンシブ (旧インビザライン・フル) |
80万円~120万円 |
全体矯正 |
インビザライン・モデレート |
70万円~90万円 |
全体矯正 |
インビザラインGo |
30万円~60万円 |
部分矯正 |
インビザライン・エクスプレス |
30万円~50万円 |
全体矯正 |
インビザライン・ライト |
45万円~70万円 |
全体矯正 |
より細かな費用相場や料金を知りたい人は、こちらの記事もチェックしてみてください!
③2〜3ヵ月に一度の頻度で通院して歯の状態をチェック
インビザラインでは、2〜3ヵ月に1回の頻度で通院することが一般的です。
マウスピース矯正ブランドのなかには、初診以外でほぼ通院しないというケースもあるため、それと比べると比較的多いと言えるでしょう。
それでも、月1回程度の通院が必要なワイヤー矯正よりも、頻度は抑えられています。
インビザラインが、あらかじめ数ヵ月分のマウスピースを患者様に渡すシステムになっています。
患者様は、指示された期間ごとにマウスピースを交換して装着していきます。
一定のマウスピースを使用後、実際に歯の動きやマウスピースの適合状態をチェックして、慎重に治療を進めていくことで歯並びを改善していくのです。
2. hanaraviとインビザラインを4つのポイントで比較!
ここからはhanaraviとインビザラインの違いを4つのポイント(費用、治療期間、治療範囲、通院頻度)で比較していきましょう!
(1)費用:プラン内容、支払い方法の違い
hanaraviとインビザラインでは、費用やプラン内容、支払い方法が異なります。
hanaraviは、症例によって料金プランが異なりますが、それぞれの総額料金が一目でわかるシンプルな料金設定なのが特徴です。
追加費用も発生しないため、安心して治療を始められます。
インビザラインの場合、合計5種類の料金プランが用意されています。
しかし、同じプランでも患者様の歯の状態によって、料金は大きく変わります。
矯正歯科によっても、プランごとの料金が若干異なります。
実際に初回相談で歯の状態をチェックしてもらい、治療プランが完成するまで料金がわかりにくいという点には注意が必要でしょう。
なお、それぞれのプランの総額を比較すると、hanaraviのほうがやや料金を抑えやすい傾向にあります。
料金は患者様の歯並びや、矯正歯科が用意している分割払いによっても負担度合いは変化するため、まずは無料相談などで確認するようにしましょう。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。
(2)治療期間:半年〜2年程度が一般的
矯正治療にかかる期間は、患者様の歯並びの状態によって大きく変動するため、ここではそれぞれのブランドのおおまかな目安について解説します。
hanaraviの治療期間は、5ヵ月〜18ヵ月(1年半)程度になることが多いです。
特に前歯のみの治療をする部分矯正の場合、この目安よりも短くなる可能性があります。
インビザラインの場合も、軽度な症状の治療であれば3〜4ヵ月で終わることがあります。
しかし、全体矯正かつ歯並びの状態が悪い場合、平均2〜3年の治療期間が必要になるケースも。
実際の歯科矯正では、歯並びの改善後、歯を固定するための期間(保定期間)も必要です。
すべての治療が完了するには、ここで紹介した期間の倍の期間がかかると考えておいてください(2年の場合はトータル4年)。
自分の矯正は一体どのくらいの期間が必要なのか気になる人は、お気軽に無料診断からご相談ください!
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

(3)治療範囲:どちらも軽度・中度と幅広い症例に対応
hanaraviは、軽度から中等度の歯列不正を主な治療対象としています。
一方、インビザラインはhanaraviでは適応外となる可能性の高い、重度の歯列不正にも対応できるケースが多いです。
とはいえ、いずれのブランドも重度の不正咬合(歯並びが悪い状態)や顎の骨の手術などが必要な歯並びの状態では、別の治療方法が提案されることがあります。
自分の歯並びの状態が軽度・中度・重度のどれにあたるのか、わからない人も多いと思います。
歯の状態を自己判断するのは避けて、お近くの歯科医院などでチェックしてもらいましょう。
hanaraviのLINEからも、無料相談の予約を受け付けています。
(4)通院頻度:全体で1〜3回か2〜3ヵ月に1回か
hanaraviは、通院回数を最小限に抑えた治療スタイルが特徴です。
矯正治療全体を通して、平均1.3回(1回から3回程度)の通院で済む場合が多いです。
これは、オンライン診療を積極的に活用することで実現しています。
定期的な通院の代わりに、オンラインで経過観察を行うため、忙しい方でも無理なく治療を続けられます。
一方で、インビザラインでは定期的な通院(2〜3ヵ月に1回程度)が必要とされています。
治療の進捗状況に合わせて医師が歯の状態をチェックし、必要に応じてマウスピースの調整などを行うためです。
3. hanaravi、インビザラインがおすすめな人の特徴
ここまで、hanaraviとインビザラインの特徴と違いを見てきました。
これらのポイントを踏まえて、hanaraviがおすすめの人、インビザラインがおすすめの人をそれぞれ解説します!
(1)hanaraviがおすすめの人
hanaraviは、比較的費用を抑えたい方、通院回数を最小限にしたい方、軽度から中等度の歯並びの悩みを抱えている方に特におすすめです。
hanaraviの最大の特徴とも言えるのが、総額30万円からの明確な料金設定です。
日本メーカーということもあり、アメリカ発のインビザラインよりも全体的に料金が安く設定されています。
デンタルローンを利用すれば月々3,600円から矯正治療を始められるため、費用面でのハードルが低いと言えるでしょう。
万が一マウスピースを紛失・破損した場合でも、早ければ数日で新しいマウスピースをお届けできるという点も便利です。
また、通院回数の少なさもhanaraviの魅力です。
初回の無料相談と精密検査、そして治療開始時の説明などを除けば、基本的に通院の必要はありません。
マウスピースは自宅に郵送されるため、仕事や育児などで忙しい方でも無理なく治療を続けられます。
LINEによるオンラインサポートも充実しており、自宅にいながらもしっかりと治療を受けられるのが魅力です。
さらに、hanaraviは軽度~中等度の歯並びの悩みを得意にしています。
部分矯正から全体矯正まで、幅広い症例に対応できるだけの技術力を持った歯科医師と提携して、高品質かつリーズナブルを患者様に提供しています。
(2)インビザラインをおすすめする人
インビザラインは、軽度から重度まで幅広い症例に対応できます。
他のマウスピース矯正では難しいとされる複雑な歯列不正を持つ方でも、治療が可能であるケースもある点が非常に心強いです。
また、100カ国以上で提供され1,100万人以上が治療を受けた実績は、インビザラインの信頼性の証です。
インビザラインは料金プランがやや複雑で、他のマウスピース矯正ブランドよりも高くなりやすいという特徴があります。
ただ、それは患者様に合った最適な治療オプションが用意されていることも表しています。
豊富な治療プランを持つ、実績のあるブランド安心して治療を受けたいと考える人にも、おすすめのブランドだと言えるでしょう。
4. hanaravi(ハナラビ)とインビザラインの特徴を理解して最適な治療を選択しよう
hanaraviとインビザラインは、どちらも多くの歯科矯正治療を提供してきた実績があります。
その上で、今回紹介したそれぞれのブランドの特徴を理解して、皆さんにとって最適な治療を選択してください。
もしも自分に合った矯正治療探しに迷ってしまった場合は、LINEからhanaraviの無料相談にお問い合わせください!
hanaraviは医師である各務康貴が、日本人の多くが抱えている歯の悩みを解決したいと思い立ち上げたマウスピース矯正ブランドです。
ワイヤー矯正・マウスピース矯正いずれにも詳しい、厳選された専門の歯科医師とのみ提携しています。
矯正経験が豊富な医師が治療を担当するので、安心して矯正ができます。
また、月々3,600円(税抜)※と非常にリーズナブルな価格で歯科矯正を受けられます(※Basicプラン年利2.5%で91回払いの場合)。
公式LINEアカウントから症状別の費用目安がチェックできますので、まずはお気軽にご確認ください。