部分矯正は、主に前歯を対象に歯並びの一部を矯正する治療方法です。
歯並び全体を矯正する全体矯正よりも、短期間で治療ができるというメリットがあります。
すきっ歯や出っ歯など、前歯が気になる人で部分矯正を希望するケースは非常に多いです。
この記事では、部分矯正の治療はどれくらいの期間が必要なのか、さまざまな治療方法とともに解説します。
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目次
1. 部分矯正にかかる期間は最短3ヶ月ほど
部分矯正は歯列全体ではなく、一部分の歯並びを改善する治療法です。
部分矯正にかかる期間の目安は、最短で3ヶ月程度だとされています。
ちなみに、全体矯正の治療に必要な期間は1〜3年ほどです。
また、部分矯正は動かす歯が全体矯正より少ないため、費用も安く抑えられるというメリットがあります。
2. ワイヤー矯正、マウスピース矯正の部分矯正の治療期間(セラミック矯正も解説)
部分矯正の治療期間は、どの治療方法を選択するかで大きく変わります。
ここでは4つの矯正治療の方法(マウスピース矯正、表側矯正、裏側矯正、セラミック矯正)について、治療期間やメリット、デメリットを解説します。
(1)マウスピース矯正の治療期間の目安:3ヶ月~1年程度
マウスピース矯正は、透明なマウスピース型の矯正装置を用いる治療法です。
このあとに紹介するワイヤー矯正に対して、矯正装置の作成などの手間が少なく、軽度の歯列不正であれば3ヶ月程度で完了するケースもあります。
マウスピース型の矯正装置は透明なため目立ちにくく、周囲に気づかれにくいというメリットがあります。
また、食事や歯磨きの際には取り外すことができるため、口腔衛生を維持しやすいという点も魅力です。
一方で、マウスピース型装置は、1日20時間以上の装着時間を守らなければ効果が得られないため、自己管理が非常に重要です。
また、適用できる症例が限られるため、歯並びの状態が悪い場合などは治療に適さないケースもあります。
hanaravi(ハナラビ)はマウスピース矯正による治療を提供しています。
それに加えて、患者様の歯並びに合わせてワイヤー矯正と組み合わせたプランもご提案可能です。
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(2)表側矯正(ワイヤー矯正)の治療期間の目安:3ヶ月~1年
表側矯正は、歯の表側にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、ワイヤーを通して歯を動かす矯正方法です。
部分矯正の場合、治療期間は3ヶ月~1年程度が目安となります。
通院は1ヶ月に1回程度です。
表側矯正は、マウスピース矯正と比較して適用範囲が広いというメリットがあります。
これは、表側矯正ではブラケットとワイヤーを用いて歯に直接力を加えるためです。
また、表側矯正は装置が歯に固定されているため、患者さん自身で装置の着脱や管理を行う必要がありません。
一方、表側矯正はブラケットやワイヤーなどの装置が歯の表面に装着されるため、どうしても目立ちやすいというデメリットがあります。
見た目などを気にする人にとって、これは大きな懸念材料となるでしょう。
また、食事や歯磨きの際にも装置が付いていることにより不便を感じることがあります。
食べ物が装置に挟まりやすいため、丁寧に食べなければならず、食後の歯磨きもいつも以上に時間と手間がかかります。
装置が歯磨きを邪魔するため、丁寧に磨かないと虫歯や歯周病のリスクが高まることにも注意しなければなりません。
さらに、表側は歯の動きに合わせてワイヤーの調整を行う必要があり、頻繁な通院がが必要になります。
通院の頻度は治療の段階や個々のケースによっても異なりますが、一般的には月に1回程度は通院することになります。
仕事や学業などで忙しい方にとっては、通院のスケジュール調整が負担になってしまうかもしれません。
(3)裏側矯正(ワイヤー矯正)の治療期間の目安:5ヶ月~1年
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを装着して歯を動かす矯正方法です。
裏側矯正の治療期間の目安は5ヶ月~1年程度です。
矯正装置を歯の裏に装着するため、表側矯正よりも高い技術や微調整が必要となります。
そのため、今回紹介する治療方法では治療期間が長くなりやすいです。
裏側矯正は歯の表側から装置が見えないため、矯正治療をしていることを気づかれにくいです。
ワイヤー矯正(特に表側矯正)のデメリットとされやすい「目立つ」という点を解消できるのが、大きなメリットと言えるでしょう。
矯正装置は治療中つけっぱなしとなるため、自己管理が不要であるという点も、この治療方法の魅力です。
裏側矯正は装置が目立たないという大きなメリットがある一方、費用面と発音というデメリットも存在します。
まず費用面ですが、裏側矯正は表側矯正に比べて費用が高額になる傾向があります。
これは、裏側矯正では歯の裏側に装置を装着するため、より高度な技術と精密な装置が必要となるためです。
単純に装置を装着するだけでなく、個々の歯並びや噛み合わせに合わせてカスタマイズする必要があり、その分のコストが上乗せされます。
マウスピース矯正にかかる部分矯正の費用は10万~40万円、表側矯正は30万~60万円が主な相場です。
それに対して、裏側矯正は40万~70万円かかるとされています。
それぞれの費用の詳細はコチラをご覧ください!
また発音への影響ですが、裏側矯正中は矯正装置が舌に当たりやすく、治療を開始してすぐは一時的に滑舌が悪くなる人が多いです。
特に、サ行、タ行、ラ行などの発音に影響が出やすいとされています。
その他、表側矯正と同様に一定期間の通院が必要です。
マウスピース矯正のhanaravi(ハナラビ)の場合、初回の診断以外では原則的に通院が必要ありません。
実際に治療を受けた患者様も、平均1.3回と必要最低限の通院回数で治療を受けられます。
クリニックが遠い、忙しくて通院が難しい人も安心して治療を受けられます!
(4)セラミック矯正:その日に処置できることが多いが注意点もあり
セラミック矯正とは、歯の形や大きさ、色などを整えるための審美歯科治療のひとつです。
“矯正”という名称はついていますが、実際には歯の表面を薄く削り、セラミック製のクラウン(被せ物)を装着することで、理想的な歯の形や色を実現します。
セラミック矯正は歯並びに合わせてセラミックを製作するため、装着するだけで歯並びが整います。
部分矯正と異なり歯を移動させる必要がないため、非常に短期間での治療が可能です。
最短1日、長くても1週間から2週間程度で治療を終えることができます。
それに対して、セラミック矯正ではいくつかのデメリットがあります。
まず、セラミック矯正で被せ物をするために歯を削る必要があるということ。
歯を守るエナメル質などを削るため、歯自体の寿命が短くなるリスクがあります。
また、セラミック矯正は歯を1本2本だけとピンポイントで処置できる一方、使用する素材・本数によってはトータル費用が部分矯正より高くなる場合もあります。
【セラミック矯正に使用する素材とその費用】
素材 |
費用相場(1本あたり) |
オールセラミック |
10~20万円 |
オールジルコニア(フルジルコニア) |
10~15万円 |
ジルコニアセラミック(PFZ) |
10~20万円 |
ハイブリッドセラミック |
5~15万円 |
メタルボンド |
8~15万円 |
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3. 【写真で紹介】hanaravi(ハナラビ)の部分矯正事例【費用も公開】
ここでは、実際にhanaravi(ハナラビ)で部分矯正を行った患者様の事例を画像でご紹介します!
治療期間や費用をまとめているので、ご自身の歯並びに近い症例があるか、ぜひチェックしてみてください。
部分矯正にかかる費用をもっと知りたい!という人は、コチラを参考にしてみてください。
4. 部分矯正の治療期間に影響する要素
部分矯正の治療期間は、患者様一人ひとりのお口の状態や治療内容によって異なります。
具体的にどのような要素が治療期間に影響するのか、詳しく見ていきましょう。
(1)矯正する歯の本数
部分矯正では、動かす歯の本数が治療期間に影響します。
一般的に、矯正する歯の本数が多いほど、歯を動かす範囲も広くなるため、治療期間は長くなる傾向があります。
部分矯正で動かせる歯の本数は、一般的に1~6本程度とされています。
-
1~2本:軽度の歯の傾きやねじれ
-
3~4本:すきっ歯や前歯のガタつきの改善
-
5~6本:軽度の出っ歯や歯列の調整、犬歯まで含めた矯正
1~2本の矯正の場合、歯の移動範囲が狭いため、比較的短期間で治療が完了しやすいです。
一方、5~6本の矯正の場合、歯の移動範囲が広いため、治療期間はやや長くなる傾向があります。
また、歯の本数だけでなく、歯の移動距離や顎の状態、患者様の年齢、矯正装置の種類なども治療期間に影響します。
(2)歯の移動距離
歯の移動距離は、部分矯正の治療期間に大きく影響します。歯を大きく動かす必要があるほど、治療期間は長くなります。
逆に、わずかな調整で済む場合は、治療期間は短縮されます。
例えば、軽度の叢生(ガタガタの歯並び)を改善する場合、歯を動かす距離は短いため数ヶ月で治療が完了するケースもあります。
一方、歯と歯の間に大きな隙間がある場合や、著しい歯列不正を改善する場合は、歯を大きく動かす必要があります。
場合によっては、部分矯正でも1年程度の期間がかかることも珍しくありません。
(3)顎の状態
顎の状態も部分矯正の治療期間に影響を与えます。
具体的には、顎の大きさや形、そして顎関節の状態が関係します。
顎が小さい場合、歯を動かすスペースが不足するため、歯を抜歯する必要が生じるため、治療期間が長引く傾向にあります。
また、顎の形が不正咬合(歯並びや噛み合わせが悪い状態)も、治療に時間を要することがあります。
さらに、顎関節症の人は顎関節に負担がかかる治療法を選択できない場合があります。
(4)患者様の年齢
部分矯正は、永久歯が生え揃っていれば何歳からでも始めることができます。
ただし、年齢を重ねると顎の骨が硬くなり、歯を動かすのに時間がかかります。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

5. 部分矯正では治療できない歯並びの特徴
部分矯正は、手軽で費用も抑えられることから人気の治療法ですが、すべての歯並びに対応できるわけではありません。ここでは、部分矯正では対応が難しい歯並びの特徴をいくつかご紹介します。
部分矯正が難しい歯並びの特徴は、大きく分けて以下の通りです。
特徴 |
具体的な例 |
---|---|
歯の重なりや凸凹が大きい |
重度の出っ歯、重度の八重歯 |
顎の骨格に問題がある |
骨格性の受け口、過蓋咬合 |
歯を動かすスペースが不足している |
歯が密集している状態 |
噛み合わせに問題がある |
開咬、過蓋咬合を併発したすきっ歯 |
例えば、重度の出っ歯や八重歯の場合、歯を大きく動かす必要があり、部分的な矯正では対応できません。
また、骨格性の受け口の場合は顎の骨自体に問題があるため、外科手術を併用した矯正治療が必要になるケースもあります。
さらに、歯を動かすスペースが不足している場合も、部分矯正では難しいです。
歯が密集している状態では、歯をきれいに並べるためのスペースを作る必要があり、抜歯や歯列全体の拡大が必要になることがあります。
最後に、噛み合わせに問題がある場合も、部分矯正だけでは理想的な結果を得られない可能性があります。
開咬や過蓋咬合を併発したすきっ歯などは、噛み合わせ全体を考慮した治療が必要となるため、部分矯正ではなく全体矯正が適しているケースが多いです。
自分の歯並びが部分矯正に適しているのかは、一度矯正歯科に相談してみるといいでしょう。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。
6. 部分矯正の期間に関するよくある質問
ここからは、部分矯正の期間にまつわる質問にお答えします!
(1)治療期間が長引かないようにする方法は?
矯正治療の期間を短縮し、スムーズに進めるためには、いくつかのポイントがあります。
まず、治療計画に沿って、歯科医師の指示をきちんと守ることが大切です。
通院の頻度や装置の装着時間、食事制限など、指示された内容は必ず守りましょう。
次に、日常生活における注意点を守りましょう。
例えばワイヤー矯正中は、矯正装置に過度な負担をかけないように、硬い食べ物や粘着性のある食べ物は避けてください。
マウスピース矯正の場合、矯正装置を1日20時間以上付けることで、正しい矯正効果を発揮できます。
さらに、矯正期間中の歯磨きは、いつもよりも丁寧に時間をかけて行いましょう。
また、治療中は装置が破損しやすいため、唇を噛んだり、頬杖をついたり、舌で装置を押したりする癖がある方は、これらの癖を改善することも重要です。
これらのポイントを踏まえ、治療期間中に疑問点や不安なことがあれば、すぐに歯科医師に相談しましょう。
(2)部分矯正を失敗しないためにどんな矯正歯科を選べばいい?
部分矯正で失敗しないためには、矯正歯科選びが重要です。信頼できる矯正歯科を見つけるためのポイントとして、以下の3つを押さえておきましょう。
①認定医の資格を確認する
日本矯正歯科学会が認定する「認定医」は、一定水準以上の知識と技術を持つと認められた歯科医師です。Webサイトなどで所属医師の資格を確認しましょう。
②症例数や治療実績を確認する
Webサイトなどで公開されている症例写真や治療実績は、矯正歯科の得意分野や技術力を判断する材料になります。
自身と似た症例があれば、治療後のイメージも掴みやすいため、確認しておきましょう。
③費用や保証内容を確認する
部分矯正の費用は、使用する装置や治療期間によって異なります。
事前に費用の内訳や追加料金の有無、保証内容などを確認し、不明点は質問するようにしましょう。
また、分割払いやデンタルローンなどの支払い方法についても確認しておくと安心です。
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7. 短期間&リーズナブルな部分矯正を受けたい人はhanaravi(ハナラビ)へ!
部分矯正の期間について、治療方法による違いなどを解説しました。
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて、皆さんが自分にぴったりだと思う治療方法を選んでみてください。
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