「歯並びに自信がない…」 そう感じること、ありませんか? 実は、日本人の多くが抱える歯並びの悩みのひとつが「叢生(そうせい)」なんです。
叢生を放っておくと、見た目の問題だけでなく、虫歯や口臭、さらには頭痛や肩こりなどの原因になることも…。
この記事では、叢生のリスクや原因、治療法までわかりやすく解説していきます!
自分の歯並びの状態が気になるという方は、hanaravi(ハナラビ)の無料相談にお問い合わせください!
目次
1.叢生(そうせい)とはどんな歯並び?
叢生とはどんな歯並びなのでしょうか。以下で詳しく解説します。
(1)叢生(そうせい)とは
叢生は、口腔内に歯が十分に生えるスペースがなく、重なり合ったり前後互い違いになって生えている状態をいいます。
歯並びがガタガタな状態や、八重歯も叢生に入ります。
特に八重歯は、日本では「小悪魔的」、「愛嬌がある」などと好意的に捉えられますが、外国特に欧米では「ヴァンパイアトゥース」と呼ばれ、あまりいい印象を持たれません。
歯が重なり合う部分が多いため、歯と歯の間のブラッシングが十分にできず、歯垢が溜まりやすいため虫歯や歯周病のリスクが高い歯並びです。
叢生は不正咬合(ふせいこうごう)という、噛み合わせの悪い状態の一種です。
叢生以外には、つぎのような種類が挙げられます。
(2)不正咬合の種類
①下顎前突(かがくぜんとつ)・受け口
受け口は、上あごより下あごが前に出た状態です。
骨格などの遺伝的な要因や、舌で歯を前に押す癖などでなるとされています。
放置しておくと咀嚼がうまくできなかったり、滑舌が悪くなるといった不具合がおきます。
②上顎前突(じょうがくぜんとつ)・出っ歯
出っ歯は受け口の反対で、上あごが下あごより前に出ている状態です。
骨格などの遺伝的要因や乳幼児期に指しゃぶりを長くしていたり、舌で前歯を押す癖などのが主な原因です。
③空隙歯列(くうげきしれつ)・正中離開(せいちゅうりかい)・すきっ歯
すきっ歯は、歯の間に隙間がある歯並びです。もともとの歯の数が少なかったり、歯が小さいことなどが原因だとされています。
隙間から空気が抜けてしまうので、発音がうまくできず滑舌が悪くなります。また、歯の間に食べかすがつまりやすいので歯周病や虫歯のリスクが高まります。
④開咬(かいこう)
開咬は奥歯は噛み合うけれど、前歯の上下がぴったり合わない状態を言います。
指しゃぶりや口呼吸する癖、舌で歯を押すクセなどが原因だとされています。
開咬を放置しておくと口呼吸が増えて、ドライマウスになり唾液の分泌が減っていまい、口腔内を唾液による殺菌が不十分となり虫歯が発生しやすくなります。
さらに、前歯の噛み合わせが悪いことで奥歯に強い力がかかり、奥歯が欠けたり抜けたりするリスクがあります。
(3)叢生の治療症例|写真と治療内容を解説
症状 | 叢生(前歯のガタツキ) |
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費用 | ¥450,000(検査代+処置代+アライナー代+リテーナー代込み) |
期間 | 約1年 |
年齢 | 28歳 |
性別 | 女性 |
治療内容 | 主訴は11番の前突、それによる歯列弓全体に及ぶ叢生をマウスピースを用いて改善。 |
リスク | 歯を動かすことによって歯と歯肉との間に隙間ができてしまうことがございます。 こ の場合は歯を削る処置を行い歯同士をより密着させて隙間を無くす処置をとります。 歯を動かすことによって歯根が短くなり、治療後に歯がグラグラしてしまう事が考え られます。 先天的な要因でそのリスクが高い方にはレントゲンによる画像診断を行い ます。 矯正治療中に歯に大きな力が加わると稀に歯の神経が死んでしまうことがござ います。. 矯正治療によって噛み合わせが変化し、顎関節症になってしまうリスクが考 えられます。 多くの場合は経過観察を行っていく中で自然に治っていきます。 |
こちらの症例は、hanaraviのマウスピース矯正で矯正をした例です。
期間は約1年、費用は税込45万円で治療することができました。
2.叢生になってしまう原因は?
(1)発育などの影響であごが小さい
あごが小さいと、永久歯がすべてきれいに並んで生えるのが難しくなります。
小さい頃からやわらかいものばかり食べている人なども、あごが発育せず小さくなりやすいとされています。
(2)親や親族に叢生が多い(遺伝的に骨格が小さい)
日本人は遺伝的にあごが小さい人が多いため、叢生のひとも多い傾向にあるようです。
ご両親や親族の方々のあごが小さい場合、子どもも叢生になる可能性があります。
(3)乳歯が虫歯になりうまく生え替わらなかった
乳歯が虫歯になって抜けてしまうと、隣の歯が空いたスペースに動いたりして、永久歯が正しい位置に生えないことがあります。
乳歯がなんらかの外傷で失われた場合も、同様の事態になりやすいです。
(4)永久歯が大きい
永久歯のサイズが平均より大きいと、1本あたりの歯の生えるスペースが足りず、ねじれて生えてしまいます。
(5)普段からのクセ
頬杖をつく、口呼吸が多い、歯を舌で押すといったクセが多い人は、徐々に歯が動いて叢生になってしまうことがあります。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。
3.叢生を放置するとどんなデメリットがある?
叢生は、奥歯の噛み合わせが問題ないと日常生活で不自由を感じない場合も多く、放置してしまう人もいます。
しかし、叢生を放置すると見た目が美しくないだけでなく、さまざまな悪影響が出てきます。
(1)虫歯や歯周病になりやすい
歯が重なり合ってきれいに並んでいないと、歯ブラシが歯の間や裏側などまでしっかり行き届きません。
歯間ブラシやデンタルフロスなどが通りにくい場所もあり、食べかすや歯垢が歯に残りやすく、虫歯や歯周病の原因となります。
また、食べかすや歯垢をそのままにしておくと口臭の原因にもなります。
(2)咀嚼が十分にできない
歯並びが悪いと歯がしっかり噛み合わないため、ものを噛む力が低下します。
結果、特定の場所の歯だけに圧力がかかったり、十分に咀嚼ができないまま呑み込んだりしてしまうことも多くなります。
咀嚼をしっかりおこなわないと、胃腸に負担がかかってしまうため、胃痛や胃もたれといった症状が現れるかもしれません。
(3)顎関節症になることも
噛み合わせが悪いと、噛むときにあごの関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こす可能性が高くなります。
(4)頭痛や肩こり
噛み合わせが悪い状態で咀嚼を続けていると、首やあご周辺の筋肉に余計な負担がかかります。
すると、首や肩周りの血流が悪くなり、慢性的な頭痛や肩こりに発展する可能性があります。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。
4.叢生を治療できる3種類の歯科矯正
叢生を治す方法として、歯科矯正が有効です。歯科矯正には、主に「表側矯正」「裏側矯正」「マウスピース矯正」の3種類があります。
(1)表側矯正(ワイヤー矯正)
表側矯正は、矯正治療の中で最も歴史のあるワイヤー矯正であり、ブラケットという装置を歯に装着して、ワイヤーを通して圧力を加えることで歯を動かして歯列を整えていきます。
ブラケットとワイヤーは金属のものが一般的で最も安価です。
金属(メタル)ワイヤーの矯正は、丈夫で費用が比較的安いところがメリットです。
しかし、歯の表側に金属をつけるので話したり、食べたり、笑うなどの日常の動作で矯正していることがひと目でわかってしまいます。
営業職や接客業やなどの第一印象や見た目が重要視される仕事の人は、メタルワイヤーの矯正を長期間使用するのは難しいでしょう。
また、矯正装置をつけることで見た目が変わってしまうので、精神的に苦痛を感じて歯列矯正ができないという人もいます。
最近では、透明なプラスチックやセラミック素材のブラケットを使用する審美性の高いワイヤー矯正も一般的になってきました。
ワイヤーもホワイトにすれば、かなり目立たなくなります。
ブラケットやワイヤーを目立たないものにすると多少矯正費用が高くなる歯科医院もありますが、メタルと料金が変わらないところもあります。
(2)裏側矯正(ワイヤー矯正)
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを固定する矯正方法です。周りからは歯科矯正していることがわかりにくいことから、審美性の高い矯正方法でもあります。
費用は表側矯正より約1.5倍ほどかかりますが、歯列矯正の見た目が気になって、治療をためらっていた人でも挑戦しやすい矯正方法です。
(3)マウスピース矯正
マウスピース矯正は、自分の歯型を取って透明なマウスピースを作り、装着して歯並びを治していく方法です。
ワイヤー矯正よりも痛みが少ないと言われ、透明のマウスピースを使うことから矯正していることがわかりにくいというメリットがあります。
また、ワイヤー矯正の場合は装着したら治療が終わるまで装置を外せませんが、マウスピース矯正はいつでも着脱が可能です。
食事・歯磨きのときにマウスピースを外せるため、食事に制限がないほか、虫歯・歯周病予防もしやすい点が大きな魅力といえるでしょう。
マウスピースは2週間ごとに新しいものと取り替えて装着するので、衛生面でも安心して使うことができます。
しかし、マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が必須で、食事と歯磨き以外は基本的につけていなければいけません。
マウスピースを決められた時間装着していないと、治療が長引いたり満足のいく矯正効果が得られないこともあります。
マウスピース矯正を成功させるには、自己管理が非常に重要です。
また、マウスピース矯正はすべての歯並びに対応しているわけではありません。
叢生はマウスピース矯正で治せる歯並びですが、歯並びが極端に悪い場合、矯正力の強いワイヤー矯正を用いる必要があります。
マウスピース矯正を検討されている場合は、自身の症例が適応内かどうか歯科医師に相談してみましょう。
初診による対面診断のあとは、最低限の通院で矯正を行っていただけます。
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叢生は、不正咬合の一種で治療した方がいい歯並びです。咀嚼に問題がないからとそのまま放置しておくと、虫歯や歯周病になりやすくなったり、口臭の原因になります。顎関節症や頭痛、肩こりなど口腔内以外の部位にも悪影響を及ぼすことがあります。
叢生を治療するときは歯列矯正を行います。ブラケットとワイヤーを使ったワイヤー矯正や、マウスピース矯正などで治せます。矯正治療の見た目が気になる人は、透明なブラケットやホワイトワイヤーを使用したり、マウスピース矯正を選ぶといいでしょう。
マウスピース矯正で治せる叢生かどうかは、初回のカウンセリングで歯科医師が判断するので一度相談してみてください。
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また、月額3,600円(税別)※と非常にリーズナブルな価格で歯科矯正を受けられます(※Basicプラン年利2.5%で91回払いの場合)。
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