大人で「自分は歯並びが悪い」と気にする人は少なくありません。
歯並びが悪いと虫歯・歯周病の原因になるだけでなく、歯並びの悪さがコンプレックスで人前で思い切り笑えということもあります。
この記事では、歯並びが悪い原因や改善方法について解説します!
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目次
1. 悪い歯並びの状態とは?不正咬合の7つの種類
噛み合わせが正しい状態、つまり「良い歯並び」のことを「正常咬合(せいじょうこうごう)」と呼びます。
正常咬合とされる条件は、主に以下の4つです。
- 上下の前歯の隙間(正中)が一直線になっている(ズレていない)
- 上の前歯が下の前歯より2~3mmほど前方にある
- 上の前歯が下の前歯に2~3mmほど多いかぶさっている
- 前歯より後ろの歯も交互に咬み合っている
こうではない状態、つまり噛み合わせが悪い状態を「不正咬合(ふせいこうごう)」とであり、皆さんのイメージする「悪い歯並び」です。
不正咬合には、大きく8つの種類がああります。
(1)出っ歯(上顎前突)
歯が前に出るように生えている状態を「出っ歯」あるいは「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」と呼びます。
出っ歯には、上顎の骨が前に出ている出っ歯(骨格性上顎前突)と、前歯部分が前に出ている出っ歯(歯槽性上顎前突)があります。
出っ歯になる原因は、遺伝のほか、舌で前歯を押すような癖や頬杖、乳幼児期の指しゃぶりなどが挙げられます。
(2)受け口(下顎前突、反対咬合)
受け口は「下顎前突(かがくぜんとつ)」、「反対咬合(はんたいこうごう)」ともいい、下顎が上顎より前方に突出している状態を指します。
これも出っ歯と同じく、下顎の骨が前に出ていることが原因のものと、歯が前に出ていることが原因のものがあります。
(3)八重歯・乱ぐい歯(叢生)
八重歯は「叢生(そうせい)」と呼ばれる不正咬合の一種で、歯が並ぶための十分なスペースが足りないため、歯が重なり合っている状態を指します。
12歳以上20歳未満で叢生がある割合は約44%で、日本人の不正咬合の中でも多い歯並びといわれています(参考:平成23年歯科疾患実態調査|厚生労働省)。
(4)すきっ歯(空隙歯列)
すきっ歯は、専門用語では「空隙歯列(くうげきしれつ)」と呼び、歯と歯の間に2mmほどの間隔が空いてしまう歯並びのことを指します。
すきっ歯は発音への悪影響が大きいほか、歯の間に食べ物が詰まりやすい、見た目のコンプレックスにもつながりやすいなど、困った点が多い不正咬合です。
(5)オープンバイト(開咬)
奥歯は噛み合うものの、上下の前歯に隙間ができている状態を「オープンバイト」あるいは「開咬(かいこう)」といいます。
前歯が閉じないため、前歯で食べ物を噛み切ることができず、奥歯に負担が集中してしまいます。
場合によっては、奥歯に痛みを感じる人も多いです。
また、上下の前歯に隙間があり、口の中が乾燥してしまうといった問題点も抱えやすくなります。
(6)ディープバイト(過蓋咬合)
正常咬合と比べ、噛み合わせが深すぎて上下の歯を噛み合わせたときに上の前歯が下の前歯をほとんど覆ってしまう状態を、ディープバイトまたは「過蓋咬合(かがいこうごう)」といいます。
噛み合わせが深くなりやすい過蓋咬合は、顎関節症のリスクが高くなったり、口の中が乾燥しやすいといった問題に発展しやすいです。
(7)交差咬合(クロスバイト)
上下の歯の噛み合わせが悪い状態のうち、上の歯と下の歯が互い違いになっている不正咬合をクロスバイトや交叉咬合(こうさこうごう)と呼びます。
交叉咬合の人は下顎が曲がっているなど、顔の歪みを起こしているケースが見られます。
また、噛み合わせが悪いことで食べ物を噛む時に余計な力が必要となりやすく、顎周辺にトラブル(首コリ、肩こり、頭痛など)に悩まされやすいです。
2. 歯並びが悪くなる原因10選
なぜ、多くの人々の歯並びは悪くなってしまうのでしょうか?
よくある原因を10個まとめました。
これらの項目に当てはまっていないか、皆さんもぜひ確認してみてください。
(1)あごが小さい
あごが小さいとすべての歯がきれいに並ぶスペースがなくなるため、歯並びが悪くなる場合があります。
もともと欧米人に比べて日本人は骨格が小さいです。
しかも、食生活で柔らかいものを食べる習慣が増えていることにより、あごが小さい人が増えてきています。
(2)生まれつき歯が多い(あるいは少ない)
通常、私たちの永久歯は28〜32本とされますが、それより多く歯が生えてくる人がいます。
余分に生えてきた歯を「過剰歯(かじょうし)」と呼び、過剰歯があると歯並びがガタガタになりやすいです。
逆に、「先天性欠如(せんてんせいけつじょ)」といって生まれつき歯が少ない人もあります。
歯の本数が少ないと、歯並びのラインがずれてしまいます。
(3)親知らずが他の歯を圧迫する
親知らずは10代後半〜20代前半で生えてくるとされています。
このとき、たいていの人はあごの成長を終えているため、親知らずがまっすぐ生えるスペースがないことが少なくありません。
結果、親知らずがななめや横方向に生えてきてしまい、他の歯に悪影響を与える場合があります。
(4)虫歯・歯周病がある
虫歯があると、歯の痛みを避けるために反対側の歯だけでものを噛むクセがつきやすく、それが歯並びに悪影響を与えます。
また、虫歯や歯周病が進行すると歯を支える骨がもろくなり、歯の位置がずれたり歯並びが悪くなったりしやすくなります。
(5)食べ方にクセがある(決まった歯でしか咀嚼しない)
片方の奥歯だけで咀嚼するなど、食べ方にクセがあると特定の歯にだけ負担がかかるため、かみ合わせや歯並びに悪影響を及ぼします。
ちなみに、食べ方にクセがあると顔の歪みにもつながりやすいです。
(6)咀嚼の回数が少ない
食事では「一口に30回噛むようにしましょう」と、なるべく多く咀嚼することが推奨されています。
よく噛むことで唾液が分泌され、口の中を清潔に保てるからです。
咀嚼をあまりせず食事をするようになると、あごや舌の筋肉が衰えてしまい、それが原因で歯並びが悪くなることがあります。
(7)頬杖をつく
頬杖をつくクセがあると、歯並びが悪くなったり顎関節症になったりします。
無意識で行っている場合も多いので、注意が必要です。
(8)舌で歯を押す
舌で歯を内側から押し続けると、長い年月をかけて徐々に前歯が前に動いていきます。
こうした癖を総じて「舌癖(ぜつへき)」と呼びます。舌癖のある人は、知らず知らずのうちに歯並びを悪化させている可能性が高いです。
(9)指しゃぶりや爪を噛むクセがある
赤ちゃんや幼児期の指しゃぶりもあごの形や歯並びを悪くします。
特に、出っ歯や奥歯が噛み合っても前歯が噛み合わなくなる「開咬」という症状が出る可能性が高くなってしまいます。
同様に、爪を噛むクセがあると前歯が削れたり歯がずれたりすることもあります。
指しゃぶり・爪噛みなどのクセは、歯並びに与える悪影響を考えてなるべく早く治す必要があります。
(10)姿勢が悪い
実は、姿勢の悪さは歯並びにも大きな影響があります。
例えば猫背などの姿勢は、口を開く筋肉が働きやすくなり、無意識のうちに口呼吸の回数が増えてしまいます。
口呼吸が増えると、長時間口が開いたままとなるため、口元や舌の筋肉が衰えやすくなるのです。
その結果、出っ歯をはじめとした歯並びの悪化につながってしまいます。
このなかで当てはまる項目が見つかった人は、すでに歯並びが悪化していたり、これから歯並びが悪くなったりするリスクがあります。
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3. 歯並びの悪さが日常生活に与える悪影響
「私も歯並びが悪いけれど、日常生活にそこまで不便はないからそのままでいいかな」
そう思っている皆さん。実は不正咬合を放置していると、後々こんな悪影響があるかもしれません。
(1)滑舌が悪くなる
歯並びが悪いと、噛み合わせに隙間ができることがあるため、話すときに息が抜けやすくなります。
すると、滑舌が悪くなり、話す際に上手く発音ができないことがあるのです。
特に、出っ歯や受け口、すきっ歯などの歯並びは、話し方に影響が出やすいと言われています。
(2)虫歯や歯周病になりやすくなる
歯並びが悪いと、歯磨きをしても歯ブラシが隅々まで届かず磨き残しが多くなります。
歯間ブラシやフロスがうまく通らない場合もあり、虫歯や歯周病になりやすくなります。
また、食べかすや歯垢が残ると細菌が発生して口臭の原因にもつながりやすいです。
(3)肩こりや頭痛が起こる
歯並びが悪く噛み合わせがうまくいかないと、食べ物をしっかり噛むことができません。
その分、余計な力で食べ物を噛む必要があるためあごに負担がかかります。
すると、あごや首回りの筋肉が緊張し、肩こりや頭痛の原因になる場合があるのです。
肩こりや頭痛のような慢性的な痛みは、歯並びから来ているケースも少なくありません。
(4)顎関節症になる場合もある
噛み合わせが悪いと、咀嚼する力も弱くなります。
バランスよく左右の歯を使って噛めないため、特定の歯に負担がかかるからです。
あごの関節にも負担がかかることで、顎関節症のリスクが高まります。
顎関節症になると、口を大きく開けたり咀嚼するときにあごに痛みを覚えたり、あごを動かすときにカクカクと音が鳴ったりします。
この状態がさらに悪化すると、食事をする時など日常的な動作に支障が出る可能性があります。
(5)歯並びが悪いと精神的な負担も
歯並びに自信がないと、人と話をしたり思いっきり笑うのをためらうようになってしまうことがあります。
コミュニケーションを取るのが怖くなり、人と接するのを避けるようになってしまうことも。 歯並びが気になって、内気な性格に変わってしまう人もいるようです。
日々の生活で歯並びの悪さがストレスになっている場合、hanaravi(ハナラビ)の無料相談にお越しください。
歯科医師が直接口腔内を確認し、hanaravi(ハナラビ)だけではなくワイヤー矯正やインビザラインなど、あなたにとって最適な治療法をご提案します。
マウスピース矯正とワイヤー矯正も併用したプランも用意しています。
軽度から重度まで、幅広い不正咬合に対応した治療プランをご提案可能です!
4.歯並びを治す方法は大きく2つある
悪い歯並びを治すのは、大人になってからでも可能です。
歯並びを治す方法は歯の状態や年齢などによって変わりますが、一般的に「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」の2種類が挙げられます。
(1)ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、もっとも一般的な矯正方法のひとつです。
歯の表面にブラケットという装置を取り付けてワイヤーで歯を固定するという方法で、金属製のものは丈夫で費用も比較的安く抑えられます。
金属よりも高価ですが、プラスチックやセラミックのブラケットを使った矯正もあります。
これらは装置が透明あるいは白で金属よりも目立ちにくいため、審美的な側面から多くのメリットがあります。
また、歯の裏側を固定して矯正する「裏側矯正」という方法もあります。
歯の裏側にワイヤーを設置するため、矯正していることが周囲にはわからないという大きなメリットがありますが、高度な技術が求められ費用も高くなります。
ワイヤー矯正の場合、歯磨きが難しく磨き残しや歯垢がたまりやすくなるため、虫歯予防のために定期的に歯科医院の検診を受ける必要があります。
ワイヤーの調整も歯科医師に直接してもらう必要があるため、通院頻度は3〜4週間に1回ほど必要です。
(2)マウスピース矯正
近年では、マウスピースを使った歯列矯正も普及しています。
マウスピース矯正では、透明なマウスピース型の矯正装置を装着します。
マウスピースは一定期間で新しいものに変えていき、装着中に徐々に歯を動かすことで歯並びを改善していくのです。
マウスピースは、自分の都合に合わせて取り外しが自由にできるのがメリットです。
また、マウスピース矯正は、矯正装置の調整の必要がないことや外して歯磨きができることから、通院回数は1〜3ヶ月に1回ほどと少なく済みます。
装置も透明なので、装着していても目立ちません。
実際に、hanaravi(ハナラビ)で治療を受けた患者様の平均通院回数は1.3回。ほとんど通院しなくてよいため、クリニックから離れた場所に住んでいる患者様も、治療をスタートしやすいです。治療中、気になることはLINEで医師に相談できるので、困ったことがあっても安心です!
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歯並びの悪さは、顔に歪みが出たり、頭痛や肩こり、さらには顎関節症になるなどさまざまな健康リスクにつながります。
歯並びが気になって、人と話したり笑ったりするのが怖くなる、コミュニケーションがうまく取れなくなるなど、精神面の負担も少なくありません。
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