Oh my teethとキレイラインの違いは?通院の有無や提携クリニックなど解説

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。 https://www.med.oita-u.ac.jp/ https://www.oita-u.ac.jp/
 

口コミなどで人気の矯正ブランドのOh my teethとキレイライン。矯正を検討している人のなかには、「Oh my teethかキレイラインのどちらで矯正を行うか迷っている……」「他のマウスピース矯正ブランドとの違いはなに?」といった悩みを持っている人もいるかもしません。

この記事では、Oh my teethとキレイラインの比較を行い、どちらが自分に向いているか検討できるように解説を行います。また、他のマウスピース矯正ブランドとの比較も行ってるので、参考にしてください。

1.【一覧表あり】Oh my teethとキレイラインの比較ポイント

以下のとおり、Oh my teethとキレイラインの比較ポイントは以下の一覧表のとおりです。

表にあるとおり、「費用」と「患者数・治療例の多さ」、「提携クリニック数」、「通院の有無」に違いが表れています。以下では、この4点にフォーカスして解説を行います。

(1)費用(プラン)

まずは費用を比較しましょう。Oh my teethの矯正にかかる費用は33万円(Basicプラン)か66万円(Proプラン)です。追加料金は基本的に発生しません。具体的には以下の表のとおり2つのプランを選択して矯正を行います。

その一方、キレイラインの矯正にかかる費用の目安は23.1万円~41.8万円です。Oh my teethと違い、キレイラインは治療ごとに値段が発生しますが、まとめると以下のとおりです。

Oh my teethはトータルフィー(総額制)の料金体系なので、追加料金が発生しないことが特徴です。一方、キレイラインはその都度支払いが発生するため、Oh my teethよりも安い料金で済むこともありますが、予定通りに歯が動かなかった場合など逆にOh my teethより高い料金になる可能性もあります。

(2)通院の有無

Oh my teethはLINEやカメラなど遠隔で診察を行うため通院不要の矯正です。一方、キレイラインは実際にクリニックへ通院を行って矯正の進捗を確認します。通院不要だと忙しい人でも矯正を受けやすいというメリットがあり、通院が必要だと矯正のモチベーションを保ちやすいといったメリットがあります。

(3)提携クリニック数

現在、Oh my teethの提携クリニック数は16カ所で、キレイラインの提携クリニック数は80カ所以上です。Oh my teethは通院不要の矯正を行いますが、初回は提携クリニックで診察を受ける必要があります。自分の生活圏にOh my teethの提携クリニックがあれば問題ありませんが、提携クリニックの数的にはキレイラインの方が優れているといってもいいでしょう。

(4)口コミから分かる実際の効果

実際に矯正を通じてどのような見た目の変化があったのか、口コミの写真を調べてみると、それぞれ次の通りになりました。

Oh my teethの場合

Oh my teethとキレイラインの違いは?通院の有無や提携クリニックなど解説

前歯の突出や、がたがたした並びが治っていることがわかります。

キレイラインの場合

Oh my teethとキレイラインの違いは?通院の有無や提携クリニックなど解説

前歯のラインが綺麗に整い、笑った時に見える歯の印象がほとんど全く異なっていることがわかります。

2.マウスピース矯正ブランドを選ぶ際に検討すべき点

数あるマウスピース矯正ブランドのなかから、自分にぴったりなブランドを選ぶにはどのような点に気をつければいいのでしょうか。様々なことが考えられますが、以下では特に重要な4つのポイントを解説します。

(1)費用 料金システムや支払い方法まで

マウスピース矯正ブランドによって費用が異なるため、迷っている方は確認すると良いでしょう(本記事の後半に8つの矯正ブランドの一覧表を掲載しています)。

また、総額の目安はもちろん、料金システムまで検討するのがおすすめです。たとえば、上記で説明した通り、Oh my teethは「総額制(トータルフィー)」システムを採用しているため、矯正期間が延長しても追加料金が発生しません。矯正を行った人の口コミ全般を通してみていると「予定通りに歯が動かず矯正期間が長引いた」という不満の声も少なくなく、その際に追加料金が発生しない料金システムを選んでいると不安も少なくなります。

そのほか、ローンなどによる月々の支払額にも違いがあるため、総額の予算だけでなく「月々の支払い額の限度」も考慮して矯正ブランドを選ぶと良いでしょう。

(2)適用症例 矯正範囲や矯正方法を確認

マウスピース矯正ブランドによって適用症例に違いがあります。矯正の範囲は「全体矯正(奥歯を含む歯列全体の矯正)」と「部分矯正(前歯・一本だけなど部分的な歯の矯正)」という2つに分類できますが、部分矯正のみのブランドと全体矯正も可能なブランドがあるため、自分の歯並びに合った矯正が行えるブランドを選ぶ必要があります。

また、歯科矯正はマウスピース矯正のほかにワイヤー矯正という方法もあり、それぞれメリット・デメリットが違うため、自分がほんとうにマウスピース矯正に適しているか医師に相談できるブランドがおすすめです。たとえば、ワイヤー矯正は大きく歯を動かす必要がある歯並びに適しているというメリットがありますが、hanaraviではワイヤー矯正にもマウスピース矯正にも詳しいドクターが診断を行うため「自分が本当にマウスピース矯正に向いている歯並びなのか」まで相談することができます。

(3)矯正期間 設備や無料相談の有無も

マウスピース矯正ブランドによって目安となる矯正期間が異なります。それぞれの歯列によって矯正範囲は異なりますが、あらかじめどれぐらいの期間で矯正できるか見込みをつけることができるので確認しておきましょう。

なお、マウスピース矯正のスピードを高める機器「オルソパルス」を導入しているクリニックで治療を受けると矯正期間短縮を期待できます。無料相談を行っているクリニックもあるので、気になる方は設備も含め確認してみるといいでしょう。

(4)サポート体制 通院不要のサービスもある

マウスピース矯正では、オンラインサポート体制の違いなどによって、通院が必要なブランド/通院が不要なブランドがあります。仕事が忙しくて通院が難しい方などは通院不要な矯正ブランドを選ぶのがおすすめです。

しかし、口コミなどをみてみると「通院不要だと矯正のモチベーションを維持できるか自信がない」という方もいます。マウスピース矯正では着脱可能な矯正装置を使うため、自己管理とモチベーションの維持が重要になります。もちろん各ブランドのオンラインサポート体制でもモチベーションの維持を促す仕組みが整っていますが、あえて通院するタイプを選ぶ方もいるのでそこは検討しても良いでしょう。

3.【一覧表あり】他の6社を含むマウスピース矯正ブランドの比較

Oh my teethやキレイライン以外のブランドも比較したい方のため、一覧表を用意しました。ポイントごとのおすすめブランドも紹介しているので、気になる方は参考にしてください。

費用 矯正期間 矯正範囲 通院の有無
hanaravi ・30万円(税別)(Basic)
・45万円(税別)(Medium)
・60万円(税別)(Pro)
※プランで異なる
・5~7カ月(Basic)
・7~10カ月(Medium)
・8~18カ月(Pro)
※プランで異なる
部分~全体矯正 通院不要
Oh my teeth ・33万円(Basic)
・66万円(Pro)
※プラン異なる
・平均3か月(Basic)
・平均6カ月(Pro)
※プランで異なる
部分~全体矯正 通院不要
キレイライン 23.1~41.8万円
※回数で料金変動
5カ月~1年3カ月 部分矯正 通院あり(1.5~3カ月に1回)
インビザライン 20~100万円
※回数で料金変動
3カ月~3年 部分~全体矯正 通院あり(1~3カ月に1回)
アソアライナー 10~40万円
※回数で料金変動
4カ月~1年半 部分矯正 通院あり(1か月に1回)
ホワイトライン 22~46.2万円
※回数で料金変動
3カ月~9カ月 部分~全体矯正 通院あり(2か月に1回)
クリアコレクト 15~70万円
※回数で料金変動
3週間~3年 部分~全体矯正 通院あり(1カ月に1回)
ウィ・スマイル 10~66万円
※回数で料金変動
1カ月半~10カ月 部分~全体矯正 通院あり(1カ月に1回)

(1)費用・料金プランで選ぶ

最低価格が低いのはインビザラインやウィ・スマイルです。

ただ、マウスピース矯正ブランドには「治療回数ごとに料金が発生する」回数制の料金プランと、「プランの範囲内であれば回数やマウスピースの追加が可能」なプラン制の料金プランがあります。回数制は短い回数で済む歯並びであれば安く済むメリットがあり、一方プラン制はプランの範囲内であれば追加料金が発生しないというメリットがあります(インビザラインやウィ・スマイルは回数制です)。

それぞれのプランの利用しやすさは人によって異なり、費用に含まれるサービス内容も異なるため、最低費用だけで決定するのではなく、それぞれのブランドの特徴を抑えたうえで判断しましょう。

(2)治療期間の短さで選ぶ

治療期間が短いのはウィ・スマイルやOh my teeth、ホワイトラインです。

ただ、それぞれの歯並びによって期間が異なり、回数制のシステムのなかで短い期間を提示しているブランドがあるため、一概に治療期間を紹介するのは難しいです。また、口コミによってはイメージと異なる矯正が行われた……という声もあるため、適切なゴール設定を行ってくれるブランドを選ぶ視も重要です。

無料相談を行っているブランドもあるので、そもそも自分の歯並びの問題を知りたい方は利用するのがおすすめです。

(3)通院の有無で選ぶ

通院不要の矯正を行っているのはhanaraviとOh my teethです。

通院の有無は治療を行ううえで大きく異なるポイントなのでよく考えましょう。通院にかかる時間や手間などの「タイパ」問題は、コスパ以上に重要かもしれません。hanaraviは365日対応可能なLINE相談サービスも整っています。「通院がないと不安……」という方でも利用しやすい制度が整っているので、検討してください。

(4)奥歯を含む歯列全体の矯正可能かで選ぶ

キレイラインとアソアライナーを除くブランドは全体矯正が可能です。

歯列によって全体矯正が必要なケースがありますが、その場合は、奥歯を含む矯正をしてくれるブランドを選ぶと良いでしょう。また、hanaraviはワイヤー矯正にも詳しい医師が治療を行うため、総合的な知見にもとづく治療計画を立ててくれます。

4.経験豊富な医師に相談したいならhanaravi(ハナラビ)

月額3,600円(税別)から始められるマウスピース矯正のhanaravi(ハナラビ)なら、ワイヤーもマウスピースも対応可能な矯正専門歯科医師が歯並びを整えてくれます。不安なことがあれば、LINEでいつでも相談できるシステムもあり、安心して矯正が行えます。「たくさんマウスピース矯正ブランドがあってよくわからない」という方はぜひ、いちどhanaraviを無料相談を行ってみてはいかがでしょうか?

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その他のhanaraviの特徴

  • 「定額制」で余計な費用負担ナシ
  • 「経験豊富な歯科医師」が担当するため、失敗も少ない
  • 「矯正後のイメージを見て契約」で、予定通りの矯正を実現
  • 「マウスピース矯正」で痛みも少なく、見た目も気にならない
  • 「リテーナー1回無料」でアフターケアも万全
  • 「LINEサポート」で通院不要

公式LINEアカウントから費用目安のチェックや無料相談の申込ができますので、まずはお気軽にご確認ください。

Oh my teethとキレイラインの違いは?通院の有無や提携クリニックなど解説