歯科矯正で頬がこける3つの原因|事例や対処法も解説

大分大学医学部医学科卒業。医師として救急医療や在宅医療に従事し、マウスピース歯科矯正hanaravi(ハナラビ)を提供する株式会社DRIPSを創業。医療現場で予防の重要性や予防に取り組んでもらうことの難しさを痛感。美容という切り口で本質的な予防につなげる入口として、口腔という臓器に興味を持つ。口腔環境が多くの臓器に影響を及ぼし、多くの病気に繋がってしまうというポイントから予防について新聞・テレビ・WEBメディア等で情報を発信している。 https://www.med.oita-u.ac.jp/ https://www.oita-u.ac.jp/
 

歯科矯正を行った結果、頬がこけてしまうケースがあります。

歯科矯正を検討している人のなかには、

「せっかく綺麗になるために矯正するのに頬がこけて老け顔になるのは嫌だ」

と不安を感じている人も少なくないでしょう。

そこでこの記事では、歯科矯正で頬がこける原因や事例、対処法について解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 歯科矯正で頬がこける3つの原因

「歯科矯正によって頬がこけてしまった」と感じる人がいるのは事実です。

その原因は、主に4つあります。

  • 抜歯による歯列・輪郭の変化
  • 矯正中の咀嚼回数の低下による表情筋の衰え
  • 噛み合わせの改善による表情筋の変化
  • 食事回数が減り、一時的に痩せてしまう
  • 加齢による自然な頬コケ

以下で詳しく解説します。

(1)抜歯による歯列・輪郭の変化

頬がこけたように見える原因の一つが、抜歯による歯列・輪郭の変化です。

歯科矯正では、抜歯によって歯を並べるスペースを確保し、治療を行う場合があります。

こうした抜歯をともなう矯正を行った場合、それまで頬を前に押し出していた歯列が口腔内に綺麗に収まることで頬がスッキリすることがあります。このとき、人によってはこけたような印象になることがあります。

特に、出っ歯や口ゴボの治療で抜歯矯正した場合に起こりやすいといわれています。出っ歯

もちろん、抜歯をしたら必ず頬がこけてしまうということではありません。

非抜歯にこだわりすぎると、歯がきれいに並び切らず、結果として矯正が失敗に終わってしまう可能性もあります。

参考記事:歯科矯正でよくある7つの失敗事例!防ぐ方法と失敗後の対応も解説!

「抜歯する矯正を検討しているけど、頬がこけないようにする注意点を知りたい」という人は、本記事3章の「納得できる歯科矯正を行う注意点」を参考にしてください。

(2)矯正中の咀嚼回数の低下による表情筋の衰え

歯科矯正では、矯正装置の影響で表情筋や咀嚼筋の動きが抑制され、一時的に頬周辺の筋肉が減少することがあります。こうした筋肉の衰えにより、頬がこけたような印象になることもあります。

この場合の頬コケは、意識的に咀嚼回数を増やしたり、表情筋エクササイズをすることによってある程度予防できます。

なお、矯正治療が終われば頬周辺の筋肉の衰えは自然に元に戻ることがほとんどなので、あまり心配する必要はないでしょう。

(3)噛み合わせの改善による表情筋の変化

噛む力が強い人のなかには、顔のエラ周辺の咬筋が発達しており、いわゆる「エラが張った」状態の人もいます。

この症例は、噛み合わせが通常よりも深い「過蓋咬合」の人に多いです。

過蓋咬合は、歯科矯正によって噛み合わせが改善され、噛む力が適切な強さに整うと、エラが小さくなる形で改善されます。

一方、エラが改善されると面長にみえやすくなり、頬がこけたようになる可能性もあります。

(4)食事回数が減ることで痩せてしまう人も

矯正中、痛みによって食欲が減り、痩せてしまうことで頬がこけてしまう人も少なくありません。

特にワイヤー矯正の場合は矯正装置が口腔内に当たって痛みが生じやすく、食事回数や咀嚼回数が減り、痩せて頬がこけてしまう場合もあります。

ワイヤー矯正の痛みに耐えられない人は、マウスピース矯正を検討しましょう。

マウスピース矯正は、それぞれの歯に合わせたオーダーメイドのマウスピースを使用して矯正するので、口腔内の痛みや違和感を感じにくいといわれています。

また、食事中はマウスピースを外せるので、食べ物が引っ掛かったり、痛みを感じながら食事をするストレスがありません。

マウスピース矯正のhanaraviでは、矯正専門の歯科医師による無料相談をおこなっています。

ぜひ一度来てみてくださいね。

(5)加齢による自然な頬コケ

加齢によって頬がこけることはよくあります。

歯列矯正は数年かかることもあるため、その期間に老化することは自然なことです。

この場合は歯列矯正との因果関係はありません。

2. 【写真付き】歯科矯正によって頬コケが生じた事例10選

歯科矯正によって頬がこけてしまった人の事例をご紹介します。

頬コケが心配な人は、事前に確認しておいてくださいね。

かたいものが食べれず筋肉が落ちて頬がこけた

矯正の影響で痩せて頬がこけた

頬がこけたが、矯正が終わったら元に戻った

輪郭が変わって頬がこけたように見えるようになった

頬がこけて小顔になり綺麗になったといわれるようになった

頬はこけたものの満足している

 

このように、矯正の影響で頬がこけてしまっても満足している人や、矯正後に自然と元に戻ったという人は多いです。

自分の頬がこけてしまう可能性があるのか心配な人は、一度歯科医師に相談してみましょう。

hanaraviは矯正経験豊富な専門の歯科医師が対応
hanaraviでは、矯正治療の専門知識が豊富な、専門の歯科医師のみと提携しています。
患者さんひとりひとりにあった、最適な矯正計画を提案します。

3. 歯科矯正で頬がこけた際の対処法

頬がこけてしまった場合の対処法を、原因別にご紹介します。

  1. 歯並びの変化によって頬がこけた場合
  2. 表情筋など筋肉の衰えによって頬がこけた場合

(1)歯並びの変化によって頬がこけた場合

歯科矯正による歯並びの変化で頬がこけてしまったケースでは、元に戻る場合もありますが、元に戻すのが難しい場合もあります。

矯正によって一時的に痩せてしまったケースでは、矯正後に自然にもとに戻ることが多いので、特に対処する必要はないでしょう。

一方で抜歯矯正などにより歯のおさまりが良くなったことで頬がこけてしまった場合、頬コケを元に戻すのは難しいのが事実です。

例えば出っ歯や口ゴボを矯正して頬コケが生じたケースの多くは、頬を押し出していていた歯列が正しい位置に収まったことで頬コケが生じているケースです。

そうしたケースは、頬がこけたというよりは「本来の姿になった」と捉えるのが正しいでしょう。

もしもその上で頬コケを改善したい場合は、表情筋トレーニングや美容整形などのアプローチ方法が有効です。

また、そうならないためにも歯科矯正で頬がこけないように治療できるかどうか、事前に信頼できる歯科医師に相談することも重要です。

「信頼できる歯科医師を選ぶ基準がわからない…」という人は、こちらの章を参考にしてください。

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(2)表情筋など筋肉の衰えによって頬がこけた場合

矯正期間中に生じた表情筋の衰えによって頬がこけている場合、トレーニングによって改善できる可能性があります。

代表的なトレーニングとしては、口を大きく動かすトレーニングが挙げられます。具体的なやり方は以下のとおりです。

  1. 「あ」「い」「う」「え」「お」の順番に、ゆっくりと大きく口を動かす
  2. 左右の口角を最大限上げて10秒間保つ
  3. 上の2つのステップを5回繰り返す

なお、頬がこけている原因が自分ではわからない場合は、まずは担当してくれている歯科医師に相談しましょう。

主治医の説明に納得がいかない場合は、セカンドオピニオンとして別の医院を受診するのもおすすめです。

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4. 歯科矯正による頬コケを避けるためのポイント

歯科矯正による頬コケを避けるためには、以下の2つのポイントを踏まえて治療すると良いでしょう。

  • 信頼できるクリニック・医師を選ぶ
  • 矯正のゴールを医師と共有する

(1)信頼できるクリニック・医師を選ぶ

歯科矯正において、信頼できるクリニック・歯科医師を選ぶことは非常に重要です。

日本の制度では、「歯科医師免許があれば、法律で定められた診療科のいずれを標榜しても良い」とされています。これを「自由標榜制」といいます。

たとえ矯正の治療経験が浅くても「矯正歯科」を標榜することができてしまうため、素人目でクリニックの質を判断しづらいのが現実です

しかし、矯正によって大幅に頬がこけるなどの失敗を避けるためには、信頼できるクリニック・医師を選ぶ視点が欠かせません。

歯科業界に詳しくない人がクリニックや歯科医師の質を判断する際は、以下のポイントを抑えて選ぶと良いでしょう。

  • 日本矯正歯科学会の認定医(専門医)の資格の有無
  • 医師/クリニックの信頼感
  • 矯正方法の選択肢
  • 費用/支払い方法
  • トラブルが生じた際のフォロー体制
  • 歯科矯正のための設備が整っているか

それぞれのポイントの詳細については、以下の記事で確認してください。

参考記事:矯正歯科の選び方を医師が解説!6つのポイントとよくある疑問も紹介

なお、マウスピース矯正のhanaraviなら、厳選された専門の歯科医師のみが治療を担当するので、安心して矯正を行うことができます。

質の高い治療を受けられるにもかかわらず、費用はリーズナブル。「頬がこけるのが不安」という相談にも親身に寄り添ってくれます。

「経験豊かな歯科医師に治療を行ってもらいたい…」という人は、まずは無料相談にお越しください。

(2)矯正のゴールを歯科医師と共有する

歯科矯正では、矯正のゴールを歯科医師と共有することも重要です。

抜歯をともなう治療を行う場合は、頬がこけてしまう可能性についてもしっかりと確認しておくべきでしょう。

クリニックによっては、矯正後のゴールのイメージを共有できるところもあります。

例えばマウスピース矯正のhanaraviなら、3Dシミュレーションを使って患者さんとゴールのイメージを共有します。

hanaraviの3Dシミュレーションのイメージ】

hanaraviの特徴
hanaraviでは、矯正開始前に、患者さんの歯をスキャンし、詳細な3Dイメージを制作します。
矯正前から矯正後までの歯の動きを動画で確認することができ、具体的な仕上がりイメージを確認したうえで矯正を始められます。

歯科矯正を行った人の中には、「こんな歯並び/顔貌になるはずじゃなかった…」という後悔を抱える人も少なくありません(参考:30代・40代・50代から歯科矯正する人のよくある後悔とは?|対処法も解説)

こうした後悔を抱えないためにも、治療のゴールはもちろん、不安に感じることや、治療のリスク、治療を進めるうえでの注意点など、疑問に思うことはしっかりと担当の歯科医師に確認しておきましょう。

5. 矯正したいけど頬コケが気になるなら、hanaraviの無料相談へ

マウスピースを持った女性の写真。マウスピース矯正ハナラビは矯正を失敗したくないあなたのためのサービスです。

歯科矯正で生じる頬コケには注意が必要です。

とはいえ、歯科矯正はそれぞれの症例によって生じるリスクが異なります。

「自分に頬コケのリスクがあるのか」

「頬がこけてしまわないように治療する方法はないのか」

「頬がこけてしまった際の対処法はあるのか」

そうした疑問を抱えている人はぜひ、マウスピース矯正のhanaraviの治療をご検討ください。

hanaraviでは、精密検査を元に、それぞれのケースの治療リスクや注意点、治療後のゴールを丁寧に共有します。

また、矯正の治療経験が豊かな医師のみが矯正を行うので、安心して治療を受けることができます。

気になる方は、まず無料相談から行ってください。

hanaraviの特徴

  • 「定額制」で余計な費用負担ナシ
  • 「経験豊富な歯科医師」が担当するため、失敗も少ない
  • 「矯正後のイメージを見て契約」で、予定通りの矯正を実現
  • 「マウスピース矯正」で痛みも少なく、見た目も気にならない
  • 「リテーナー1回無料」でアフターケアも万全
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